経営理念
- 私たちは、新たな発想で独創的なシステムを開発し、日本から世界に向けて発信します。
- 私たちは、これからの地球を考え、環境に配慮した製品の開発に努めます。
- 私たちは、生活を支える生産現場や流通を支援するロジスティックシステムの進化のために貢献します。
役員紹介
取締役・監査役
代表取締役社長 | 吉野 豊(よしの ゆたか) |
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取締役副社長 | 小林 哲也(こばやし てつや) |
取締役 兼システムソリューション部長 | 吉川 孝道(よしかわ たかみち) |
取締役 兼カスタマーサービス部長 | 下園 浩(しもぞの ひろし) |
取締役 | 大森 孝生(おおもり たかお) |
常勤監査役 | 荒 剛史(あら たけし) |
会社概要
会社名 | 株式会社アイオイ・システム(英訳名:AIOI·SYSTEMS CO.,LTD.) |
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設立 | 1984(昭和59)年3月8日 |
資本金 | 1億2300万円 |
役員 | 代表取締役社長 吉野 豊 |
社員数 | 連結 193名(単体 123名)※6月末日現在 |
所在地 |
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事業内容 |
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適格請求書事業者 登録番号 |
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許認可 |
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グループ会社 |
SDGsへの取り組み
SDGs(持続可能な開発目標:Sustainable Development Goals)とは、2015年9月の国連サミットで採択された、
人と地球の未来のために2030年までに解決すべき17の目標です。
アイオイ・システムでは、経営理念に基づき、持続可能な社会を目指して、
多様なステークホルダーと連携し、社会課題解決に積極的に取り組んでおります。
社員が安心して働き続けられる環境づくり
国籍、性別を問わず意欲のある社員を各部で雇用しています。ハラスメント講習会を実施しているほか、産休・育休制度はもちろん、時間単位で取得できる有給休暇制度を設け、社員の子育てを応援しています。さらに、情報共有による業務のマルチ化を図り、テレワーク制度も導入しています。
コロナをはじめ感染対策として、サージカルマスク、携帯用手指消毒用アルコールを社員に支給とともに事務所内備品配置、空調環境を徹底し、衛生環境改善に努めています。
未来の技術革新を切り拓く
- 当社が販売するシステムの多くは、倉庫や工場内での作業を自動化・省力化を実現するものです。システムの導入・活用により業務内容のデジタル化の貢献と共に業務の効率化が見込め、作業環境の改善につながります。
- 当社が販売するシステムの多くは、倉庫や工場内でどうしても必要な人の作業のミス防止と効率化を支援するものです。システムの導入・活用により業務内容のデジタル化と共に業務の効率化が見込め、作業環境の改善につながります。
- スマートカードはじめとした世界初・業界初の製品を開発し、製造・物流業界の技術革新に貢献すべく、創造し続けます。
- オンラインでショールームを紹介する「LIVEショールーム」を2020年から自社システムで確立し、世界中のお客様に新たなコミュニケーションの場として、ご使用いただいています。
- 当社の「LIVEショールーム」と直結する「サテライトショールーム」をパートナー企業様に展開するなど、パートナーシップを通じて、同業種・異業種間の連携を強め、持続可能な開発目標の加速を目指します。
環境にやさしい製品開発
- 長寿命化、省エネ化など、地球環境に配慮した製品の開発・やリサイクル性の向上により環境配慮を支援していま設計を行っています。廃棄焼却時に有害ガスが発生しない素材選定による分別性です。
- 100万回以上書換可能、電池不要のスマートカード、作業指示や作業実績情報を電子化しているデジタルピッキングシステム、プロジェクションピッキングシステム🄬により、物流、製造現場でのペーパーレス化、デジタル化の実現に貢献しています。
- ISO14001環境マネジメントを取得し環境問題に取り組んでいます。
TOPPANグループ人権方針
TOPPANグループは、1900年の創業以来、「印刷テクノロジー」をベースに印刷事業に留まらず、時代や人々のニーズに応じて多種多様な社会課題を解決してまいりました。その土台となる基本精神は「人間尊重」であり、グループ共通の理念を示した「TOPPAN’s Purpose & Values」においても「人間尊重」の考えを謳っています。
私たちは、事業活動全般において、基本的人権を尊重し、「社会的価値創造企業」の実現を目指していくため、「TOPPANグループ人権方針」をここに定めます。
CSR 社会貢献活動 株式会社エスコアハーツ様
障がい者支援に活用されているデジタルピッキングシステム
株式会社ノーリツの特例子会社として、企業型障がい福祉モデルの構築を目指している株式会社エスコアハーツ様 給湯器等の取扱説明書/工事書を注文書(データ)に基づき、ピッキングを行い納入先へ出荷しています。
事業内容について
株式会社ノーリツからの生産・事務に関する受託業務を中心に、高効率ガス給湯器の部品加工や取扱説明書/工事書の出荷、お客様用カタログや消耗部品の発送、ノーリツグループの人事や総務といったコーポレート業務のシェアードサービスなど、多種多様な事業を行っています。障がい者と健常者の共働により、個々の特性やスキルを活かしながら業務に取り組んでいます。
1日の処理量、生産性など
作業者は全員障がい者であり、入付側2名・出荷側1名の、3名体制で行っています。 給湯器等の取扱説明書/工事書を注文書(データ)に基づき、ピッキングを行いビニール袋に入れ納入先へ出荷しています。 処理量に関しましては、100機種以上の各製品(注文書)に対して400点以上の部品から必要な部品をピッキングしています。
ピッキングシステムを導入したきっかけ
導入前は部品の種類も少なく、注文書のリストを目視確認してピッキング作業を行っていました。 しかし、部品の種類が大幅に増加した事によって目視確認での作業では時間が掛かり、ピッキング間違いが発生することもありました。 そこで、ピッキング作業を簡素化し、ピッキング間違い防止や作業を効率化することを目的として、ピッキングシステムを導入させて頂きました。 また、部品点数の増加に対し、ジャンクションBOXを追加することによってピッキングランプの増設が可能であることも導入したきっかけの1つです。
ピッキングシステムを導入して気に入っているポイントや、導入したあとに気付いたよかったポイント
未経験者でも経験値に左右されず、作業の属人化が解消されたのがよかったポイントです。 新人の作業者の作業習得が容易になり、スタッフの作業指導の短縮化・作業者間のローテーションも可能になりました。 また、現物(部品)のバーコードを読み取ることによって部品のピッキング以外にも、部品の入庫作業時にもピッキングシステムを活用し、ストアへの格納間違い防止へ繋げる事や、スタッフの属人化を解消出来た事が気に入っているポイントです。
今後のビジネスの展望や、さらに伸ばしていきたい分野
今後は、生産・事務に関する業務の深化と業務範囲の拡大、新規ビジネスの開拓、地域貢献活動などに特例子会社の強みを活かしながら取り組みます。また、給湯器のリサイクルを通じ、障がい者就労支援と国内資源循環の実現を目指す“人に笑顔プロジェクト”についても取組みを加速していきます。お取引関係者さま、障がい福祉分野の関係者さま、ならびに事業を行う地域の皆さまには、引き続きのご支援とご愛顧をよろしくお願い申し上げます。
“人に笑顔”プロジェクトの取り組みや想いについて
親会社である株式会社ノーリツが製造・販売する給湯器のリサイクルを通じて、障がい者の就労支援と国内の資源循環の実現を目指しています。ビジョンに賛同いただく多くの販売事業者様、福祉施設様、リサイクル事業者様などとの連携をさらに深め、持続可能な社会の実現に貢献してまいります。
CSR 社会貢献活動 東京都立青鳥特別支援学校様
コミュニティへの貢献、障がい者支援
東京都立青鳥特別支援学校に職能開発科が新たに開設され、物流コース内で生徒が作業を行う際の支援システムとして、デジタルピッキングシステムを導入いただいています。
また、弊社社員が講師として、職能開発科「物流コース」の講義を担当しております。
物流業務の流れを学び、実際の作業支援システムを使うことで、生徒の皆さんが社会で働くことの経験を積んでもらい、将来的に就職に役立つサポートを行っています。
東京都立青鳥特別支援学校とは
昭和22年に創立された日本で最初の公立の知的障害特別支援学校です。開校以来、長い歴史の中で地域に根付いた学校です。
八丈島にある分教室と連携した取り組みも魅力のひとつです。
職能開発科では職業教育を重視した2コース(物流・食品)を用意しています。物流コースでは、商品管理・運搬・軽作業等を中心に学びます。
一人一人にあわせた「わかる教科学習」や行事をとおして、主体性を育み、人間関係の大切さを学びます。
デジタルピッキングシステム導入のきっかけと想い
青鳥特別支援学校は、戦後間もない昭和22年に文部省の教育研究所内に設立されました。
夢を追い求め、そして足元の幸せをしっかり築いていこうという意味から、メーテルリンクの「青い鳥」にちなんで学校名がつけられました。しかし当時は、夢を追い求め、幸せを築いていくのも大変な時代で、「生産と生活」を学校の教育テーマに、諸先輩方は日夜奮闘していました。それが現在の特別支援学校の「ワークキャリア」と「ライフキャリア」の教育に結び付いています。
特別支援学校高等部の教育は、このキャリア教育がメインの教育として位置付けられています。
しかしその内容は、時代に合わせて随分と変遷してきました。例えば戦後まもない本校黎明期においては、土管づくりやヤギの飼育などが行われていたようです。その後、木工、紙工、革細工など、ものづくりが中心の時代となり、そして現在では、事務、情報処理、流通、清掃や喫茶接遇など、東京の産業構造に合わせて、サービス中心の内容となっています。
さらにサービスについても、デジタル社会への対応が求められてきたため、今回、アイオイ・システム様にお願いをして、知的障害があっても分かりやすいデジタルピッキングシステムを作っていただきました。よく、「デジタルは障害者の仕事を奪うのもの」とする意見を耳にします。しかし、デジタルピッキングシステムを導入することによって、今まで伝票やメモを読み込んで対応してきたピッキング作業が、ランプのついた棚のものを取り出し、バーコードで確認するという分かりやすい作業になりました。つまり、知的障害があっても作業が可能となったのです。「デジタルは障害者の仕事を奪うのもの」ではなく、「デジタルは障害を補完するもの」だったのです。
本校は三軒茶屋駅から徒歩7分と、好立地にあります。また、古くからお付き合いのある企業さんも多く、沢山の方々が学校に見学にいらっしゃいます。そこでこのデジタルピッキングシステムとともに働く生徒の様子を見ていただき、デジタルにより知的障害のある方の雇用の可能性が広がること、そして実際に生徒の就職につながることが実現できればと思っています。
デジタルは、知的障害のある方の将来を明るくするもの。
それを具体化していただいたアイオイ・システム様に、深く感謝しております。
東京都立青鳥特別支援学校
統括校長 諏訪肇様
【担当講師】
株式会社アイオイ・システム 事業戦略室 小谷崎 英二
長く物流システム提案・販売に携わった経験がお役に立てればとの思いで担当の先生のサポートをさせて頂いてます。
授業では生徒の皆さんがとにかく熱心かつ自発的にお互いに協力しながら作業されています。
こうした授業を通じて逆に皆さんから教えられることも多く、微力ながら卒業後の就労に貢献できればうれしく思います。
SHAREを応援しています
アイオイ・システムは、国際協力活動を行っている民間団体(NGO)「シェア」を応援しています。
シェアとは
シェアは、健康で平和な世界を全ての人とのわかちあう(シェア)ために、草の根の立場から行動を起こした医師・看護師・学生等が中心になり、1983年に結成された国際保健NGO(民間団体)です。
私たちはすべての人が心身ともに健康に暮らせる社会を目指し、“いのちを守る人を育てる”保健医療支援活動を、カンボジア、東ティモール、日本で進めています。